この度弊社では、生産性の向上を図るため設備の再編・集約を図り、すずめっきライン、無電解ニッケルめっきライン、 電解研磨ライン、 キリンスラインを第二工場へ移設いたしました。
第二工場外観。
第二工場内部。
すずめっきは移設を機に、これまでの光沢すずめっきのみならず、半光沢すずめっきも処理品目に加えております。 また下地に銅ストライクめっき、ニッケルストライクめっきを実装しておりますので、高い品質での処理が可能となっております。
無電解ニッケルめっきは現在特に精密部品の受注で好評をいただいており、丁寧な処理による高品質さがセールスポイントです。 めっき後のベーキング処理(300℃)も承っております。
高い要望をいただいております電解研磨ラインは、これまでから槽を大型化しており、1200㎜幅の製品に対応できる手動ラインとなります。 研磨液も2種類用意しておりますので、幅広い素材に対応することが可能です。
真鍮素材や銅素材本来の輝きを引き出すキリンス処理も、より作業のしやすい形へと設備更新を行なっております。 これまで以上の生産対応力で、ご注文をお待ちしております。
弊社もここ数年でさまざまな表面処理のニーズをいただいております。 それらに真摯にお応えしていく中で、より生産性を高めるためにも、メインとなる亜鉛めっき以外の表面処理を第二工場に集約し、体制の整備を図る必要があると考え、この度実行に移すこととなりました。 第一工場は、これまで通りの亜鉛めっき(全自動ラックライン=ハイパージンク浴、全自動バレルライン=ジンケート浴、手動ラックライン=酸性浴)にて展開していくこととしております。 第一工場の亜鉛めっき処理、第二工場のすずめっき、無電解ニッケルめっき、 電解研磨、 キリンス処理を、今後ともますますお引き立ての程、宜しくお願いいたします。
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